#651 そうたビール
一関の小学校5年生のそうたくん。
MGを経験後、おこずかいをやめて蒼大商店を開業!^^
現金出納帳には、P、V、Qの文字が。
開業当初は、ワインを仕入れて1杯300円でお父さんに販売。他にもおつまみなど。
自分がいないときは、弟をアルバイトとして雇う。
5、6月は赤字。
なぜそうなったかを考えたら、販売先(唯一のお客様)のお父さんが出張でいなかったりと、売り先がないため。
そこで、市場を広げることを考える。
お誕生日におばあちゃんから野菜の苗をもらう。なるほどVが抑えられる。きゅうりになす。
付加価値は無農薬であることと、蒼大の愛がたっぷり入っていること ^^
当然おばあちゃんが買ってくれる。
そのおばあちゃんから
「誰から買いたいかが大切。弟の面倒をみるやさしい人から買いたい」。
さらに、テレビを録画して料理を覚える。
親戚に赤ちゃんが生まれたので、育児も ^^
内緒でお中元の今治タオルを用意してて、みんなに渡して喜んでもらった。
そうしたら、買ってくれるからって(これもばっちり) ^^
7月は利益がでた。
そこでMGのルール通り、半分を家庭に納税。
家族のために使われるのなら、喜んで納税するって ^^
学校を休んでMGに参加。
それも、自分から先生にきちんと説明していたそうで、お母さんが担任の先生に電話したら「経営の勉強に行くそうですね」。法事とか理由付けなくてよかったって ^^;
特筆すべきは、学校の成績が19番くらいから2番になったこと!
そして、我が家に届いた「そうたビール」!
もちろん本物のビール。世嬉の一酒造さんの協力で、出荷体制もばっちり。
なぜやるか。
みんなが笑顔になるから ^^
蒼大くん、すごすぎ ^^
商売の本質をついてるな〜。
周りが心配するのは、商売商売って、そればっかり考えるいやらしい子どもにならないのか。
いえいえ蒼大くんは将来はサッカー選手になりたいからと、当然練習にも行ってるし
以前よりも家の手伝いもしてるって。
いいことばっかり ^^
子ども商店をやることはとってもいいけど、別にやらなくったって、お金のしくみや使い方を考えるきっかけになったらそれだけでもいいんじゃないかと思います ^^
学校では習わないことが学べるMG、すごいな〜。
蒼大くん、次会うときはどんな風になってるんかな ^^